名古屋市中区の矯正治療専門の歯科医院〜金山矯正歯科クリニック

 

歯科矯正治療には色々な方法がありますが、様々な主訴をお持ちの患者様に対応させて頂いていますと、たくさんの感動を頂く機会があって嬉しいかぎりです。

 

これから少しそうした体験を、思いつくままに、ご披露してみたいと思いますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

 

エッセイ

 

当院の待合室で、他所と同じく最近置かなくなった“アイテム”の中に＜ぬいぐるみ類・雑誌＞があります。

「雑誌離れ」ってあるのでしょうか、コロナ騒動の少し以前から既に、患者様の待合室での過ごされ方は何といってもやはり＜スマホ＞です。そうした傾向の中でも、時々ほんの一部の方々から頂くのが「こちらは、本のセレクトが良いですね」というお褒めの言葉です。

 

待ち時間を短くすることには勿論心掛けてはいますので、単行本を置いても読んで頂けないとは思いましたが、矯正治療は月一回のペースで来院されますので、「この本、借りて行って良いですか？」と仰って下されば、貸し出しています。

本を読まれるような方は、次回の来院時には必ず返して下さいます。また、私の本のセレクトが少しでもお役に立てれば嬉しいからです。

 

漫画も大好きな私は、待合室に漫画も置いてあります。治療前だけではなく治療後も続きを読んで、お母様のお迎えを待っているお子様もいらっしゃいますし、ゲラゲラ大笑いしているお子様が読み終えるまで待っていて下さるお母様もいらっしゃいます。

 

 

感動文-その1

 

つい先日、一人の患者様が、治療後の何回目かの定期検診に来院されました。帰り際に当院長に「先生に治療して頂いたおかげさまで、無事就職が決まりました！」と報告して下さいました。

 

もちろん患者様ご自身の努力の賜物で就職が決まったことは間違いありません。その患者様はかなり複雑な矯正治療が必要な方でしたが、それは即ち患者様やご家族様にとっても簡単な治療よりはずっと複雑なご苦労もあったはずですので、それを乗り越えて、治療をフィニッシュして下さった事に対し、術者の方こそ感謝することでした。ありがとうございます。

 

こんな風に考えて下さる方なら、社会人になられても、きっと素晴らしい道を歩いて行かれることでしょう！